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rlogin
Langue: ja
Version: 97678 (fedora - 25/11/07)
Section: 1 (Commandes utilisateur)
BSD mandoc
Linux NetKit (0.17)
名前
rlogin - リモートマシンにログインする書式
rlogin [-8EKLdx ] [-e char ] [-k realm ] [-l username ] host説明
rlogin はリモートホスト host 上でターミナルセッションを開始する。rlogin は以下で説明する Kerberos 認証機構を最初に使おうとする。 リモートホストが Kerberos 認証をサポートしていない場合、 標準的な Berkeley rhosts 認証機構が使われる。 オプションは以下の通りである。
- -8
- -8 オプションを指定すると、常に 8 ビットの入力データパスが許可される。 このオプションが指定されない場合、 リモートサーバ側のストップ文字とスタート文字が ^S と ^Q 以外である場合を除き、パリティビットは除去される。
- -E
- -E オプションを指定すると、 全ての文字がエスケープ文字として認識されないようになる。 -8 オプションとともに用いると、完全に透過な接続になる。
- -K
- -K オプションは全ての Kerberos 認証をオフにする。
- -L
- -L オプションにより rlogin セッションを ``litout'' モード ( tty(4) を参照) で実行することが可能になる。
- -d
- -d オプションは、リモートサーバとの通信に使われる TCP ソケットに対して ソケットデバッグ ( setsockopt(2) を参照) をオンにする。
- -e
- -e オプションによりユーザーはエスケープ文字を指定できる。 デフォルトではエスケープ文字は ``~'' である。 エスケープ文字の指定は、表示可能な文字でも、 \nnn という形式の 8 進数の値でもよい。
- -k
- -k オプションにより、rlogin に krb_realmofhost3 によって決定されるリモートホストの管理領域 (realm) ではなく、 realm で指定した管理領域におけるリモートホストのチケットを取得させる。
- -x
- -x オプションにより、rlogin セッションを経由して渡される全てのデータを DES 暗号化させる。 これにより、応答時間と CPU 使用率に影響を及ぼすが、高いセキュリティが得られる。
``<エスケープ文字>.'' という形式の行を入力すると、 リモートホストとの接続を切断する。 同様に、``<エスケープ文字>^Z'' という行を入力すると、 rlogin セッションをサスペンドする。 また、``<エスケープ文字><遅延サスペンド文字>'' を入力すると、 rlogin の送信部分のみをサスペンドするが、リモートホストからの出力は受け付ける。 デフォルトでは、チルダ (``~'') 文字がエスケープ文字で、 通常は control-Y (``^Y'') が遅延サスペンド文字である。
(遅延を除き) rlogin を透過的にするために、全てのエコーはリモートサイトで行われる。 ^S/^Q によるフロー制御や割り込み発生時の入出力のフラッシュは正しく行われる。
Kerberos 認証
各ユーザは、ホームディレクトリにある .klogin ファイルに個人の認証リストを入れておくことができる。 このファイルの各行には principal.instance@realm という形式の Kerberos の principal 名がなければならない。 接続元のユーザーが .klogin にあるいずれかの principal 名で認証された場合、 そのアカウントに対してアクセスが許可される。 .klogin ファイルがない場合、 accountname.@localrealm を principal としてアクセスを許可する。 それ以外の場合は、 login(1) と同じように、login と password のプロンプトがリモートマシンに表示される。 いくつかのセキュリティ問題を避けるため、 .klogin ファイルはリモートユーザーの所有になっていなければならない。Kerberos 認証が失敗した場合、警告メッセージが表示され、 代わりに標準的な Berkeley rlogin が使われる。
環境変数
以下の環境変数が rlogin で使われる。- TERM
- ユーザーの端末タイプを決定する。
関連項目
rsh(1), kerberos(3), krb_sendauth3, krb_realmofhost3履歴
rlogin コマンドは BSD 4.2 で登場した。バグ
rlogin は近い将来 telnet(1) に置き換えられるだろう。より多くの環境変数が引き継がれるべきである。
翻訳者謝辞
この man ページの翻訳にあたり、 FreeBSD jpman project <http://www.jp.freebsd.org/man-jp/> による翻訳を参考にさせていただいた。Contenus ©2006-2024 Benjamin Poulain
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