Rechercher une page de manuel
sigprocmask
Langue: ja
Version: 2005-09-15 (fedora - 25/11/07)
Section: 2 (Appels système)
名前
sigprocmask - 禁止するシグナルの確認と変更書式
#include <signal.h>int sigprocmask(int how, const sigset_t *set, sigset_t *oldset);
説明
sigprocmask() を使うと、シグナルマスク、つまり現在禁止されているシグナルの集合を変更できる。 このコールの動作は how の値によって決まる:-
- SIG_BLOCK
- 禁止されたシグナルの集合は現在の値と set 引き数を結合したものとなる。
- SIG_UNBLOCK
- 現在禁止されているシグナルの集合から set にあるシグナルを取り除く。禁止されていないシグナルを取り除こうと しても問題はない。
- SIG_SETMASK
- 禁止されているシグナルの集合に set 引き数を設定する。
oldset が NULL でなければ、シグナルマスクの今までの値を oldset に格納する。
set が NULL であれば、シグナルマスクは変更されない (すなわち、 how は無視される)。 set の値にかかわらず、現在のシグナルマスクの値は oldset に入れて返される (但し、 oldset が NULL でない場合)。
マルチスレッドのプロセスで sigprocmask() を使用した場合の動作は規定されていない。 pthread_sigmask(3) を参照のこと。
返り値
sigprocmask() は成功すれば 0 を返し、エラーならば -1 を返す。エラー
EINVAL how に指定された値が有効ではない。準拠
POSIX.1-2001.注意
SIGKILL や SIGSTOP を禁止することはできない。 禁止しようとしても黙って無視される。シグナル SIGBUS, SIGFPE, SIGILL, SIGSEGV が禁止されている間に生成された場合で、 そのシグナルが kill(2), sigqueue(2), raise(3) によって生成されたものでないときには、 その後の動作は未定義である。
シグナル集合の操作に関する詳細は sigsetops(3) を参照のこと。
関連項目
kill(2), pause(2), sigaction(2), signal(2), sigpending(2), sigprocmask(2), sigqueue(2), sigsuspend(2), pthread_sigmask(3), sigsetops(3), signal(7)Contenus ©2006-2023 Benjamin Poulain
Design ©2006-2023 Maxime Vantorre