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fnmatch
Langue: ja
Version: 2000-10-15 (fedora - 25/11/07)
Section: 3 (Bibliothèques de fonctions)
名前
fnmatch - ファイル名またはパス名へのマッチを行う書式
#include <fnmatch.h> int fnmatch(const char *pattern, const char *string, int flags);
説明
fnmatch() 関数は strings 引き数が pattern 引き数にマッチするかをチェックする。 pattern にはシェルのワイルドカードパターンを与える。flags 引き数により動作を変更できる。 flags は以下のフラグのビット毎の OR で指定する。
- FNM_NOESCAPE
- このフラグがセットされていると、バックスラッシュ (\) をエスケープ文字 ではなく通常の文字として扱う。
- FNM_PATHNAME
- このフラグがセットされていると、 string 中のスラッシュ (/) を pattern にあるスラッシュそのものにだけマッチさせ、 アスタリスク (*) や疑問符 (?) のメタキャラクタや、 スラッシュを含むブラケット表現 ([]) にはマッチさせない。
- FNM_PERIOD
- このフラグがセットされていると、 string の先頭ピリオド (leading period) は pattern 中のピリオドそのものにしかマッチしない。先頭ピリオドとは、 string の最初の文字位置にあるピリオドのことである。ただし FNM_PATHNAME フラグが同時にセットされている場合には、スラッシュの直後に続くピリオド も先頭ピリオドとみなされる。
- FNM_FILE_NAME
- これは FNM_PATHNAME に対する GNU での同義語である.
- FNM_LEADING_DIR
- このフラグは GNU での拡張である。これがセットされている場合には、 パターンが string の最初の部分 (にスラッシュを付けたもの) にマッチすれば、 マッチしたものとみなされる。 このフラグは主として glibc で内部的に使用し、そのためのみ実装されている。
- FNM_CASEFOLD
- このフラグは GNU での拡張である。これがセットされている場合には、 パターンのマッチに大文字小文字が区別されない。
返り値
string が pattern にマッチすれば 0 を返す。マッチしなかった場合には FNM_NOMATCH を返す。エラーの場合にはそれ以外の非ゼロ値を返す。準拠
POSIX.2. FNM_FILE_NAME, FNM_LEADING_DIR, FNM_CASEFOLD フラグは GNU の拡張である。関連項目
sh(1), glob(3), scandir(3), wordexp(3), glob(7)Contenus ©2006-2024 Benjamin Poulain
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