longjmp

Autres langues

Langue: ja

Version: 1997-03-02 (mandriva - 01/05/08)

Section: 3 (Bibliothèques de fonctions)

名前

longjmp, siglongjmp - 保存されたスタックコンテキスト (stack context) へのローカルでないジャンプ

書式

#include <setjmp.h>
 void longjmp(jmp_buf env, int val);
 void siglongjmp(sigjmp_buf env, int val);
 

説明

longjmp() と setjmp(3) は、プログラムの低レベルなサブルーチン において、エラーや割り込みが発生した時の処理に便利である。 longjmp() は、最後に呼び出された setjmp(3) によって保存された 環境を引き数 env にとり、これを復元する。 longjmp() の終了後、 プログラムはあたかも、以前呼び出された setjmp(3) が値 val で 戻ってきたように続行される。 longjmp() は、0 を返すことは出来ない。 もし、 longjmp() の2番目の引数が 0 として呼ばれたならば、代わりに 1 を返す。

siglongjmp() は引き数 env の型が異なるのを除いて、 longjmp() に似ている。savesigs フラグをゼロ以外に指定した sigsetjmp(3) コールで設定された env を使用した場合に、 siglongjmp() は 阻止(block)されていたシグナルを復元する。

返り値

これらの関数は決して(呼び出し側に)返らない。

準拠

longjmp() は C89, C99, POSIX.1-2001 で規定されている。 siglongjmp() は POSIX.1-2001 で規定されている。

注意

POSIX は、 longjmp() がシグナルコンテキスト(signal context) を保存すべきか どうか特定していない。 もし、シグナルマスクを保存/復帰させたいのなら、 siglongjmp() を使う。

longjmp() と siglongjmp() はプログラムを理解しづらく、保守し にくいものにする。別の方法が可能なら、それを使うべきである。

関連項目

setjmp(3), sigsetjmp(3)