ttyname

Autres langues

Langue: ja

Autres versions - même langue

Version: 2002-07-20 (fedora - 25/11/07)

Section: 3 (Bibliothèques de fonctions)

名前

ttyname, ttyname_r - 端末名を返す

書式

 #include <unistd.h>
 
 char *ttyname(int fd);
 
int ttyname_r(int fd, char *buf, size_t buflen);

説明

ttyname() 関数は、ファイルディスクリプタ fd がオープンしている端末デバイスの NULL 終端されたパス名へのポインタを返す。 エラーが起きたならば NULL を返す (たとえば、fd が端末を参照していないとき)。 返り値は静的データを指しているので、次の呼び出しで上書きされる可能性がある。 ttyname_r() 関数は、このパス名を長さ buflen のバッファ buf に格納する。

返り値

ttyname() 関数は、成功時はパス名へのポインタを返す。 エラー時は NULL を返し、 errno が適切に設定される。 ttyname_r() 関数は、成功時には 0 を返し、エラー時にはエラー番号を返す。

エラー

ttyname() が失敗した場合に errno に設定される、また ttyname_r() が失敗した場合に返される値は以下の通り:
EBADF
ファイルディスクリプタが不正。
ENOTTY
ファイルディスクリプタが端末デバイスを示していない。
ERANGE
buflen がパス名を格納するには短すぎる。

準拠

4.2BSD, POSIX.1-2001.

関連項目

fstat(2), isatty(3)