console_ioctl

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Langue: ja

Version: 1995-09-18 (mandriva - 01/05/08)

Section: 4 (Pilotes et protocoles réseau)

名前

console ioctl - コンソール端末と仮想コンソールの ioctl

説明

次のような Linux 固有の ioctl(2) がサポートされている。 それぞれ3番目の引数が必要である、ここでは argp とする。
KDGETLED
LED の状態を取得する。 argp は long int のポインターである。 *argp の下位 3 ビットに以下のように LED の状態がセットされる。


    LED_CAP       0x04   キャピタルロックが点灯
    LEC_NUM       0x02   ナンバーロックが点灯
    LED_SCR       0x01   スクロールロックが点灯

KDSETLED
LEDを点灯させる。LEDは argp の下位 3 ビットに従い点灯される。 しかし、より高位のビットがセットされている時には、キャピタルロック、 ナンバーロック、スクロールロックのキーボード機能の状態を表示する LED は 通常状態に戻る。

カーネル 1.1.54 以前は、LED はそれぞれのキーボードフラグの状態を反映する だけで、KDGETLED/KDSETLED もキーボードフラグを変更するだけであった。 カーネルl 1.1.54 からは LED に任意の表示をする事ができるようになったが、 デフォルトではキーボードフラグを表示する。 次に示す 2 つの ioctl はキーボードフラグにアクセスするのに用いられる。

KDGKBLED
キャピタルロック、ナンバーロック、スクロールロックの(LED の表示では なく)キーボードフラグを得る。 argp はフラグの状態がセットされる文字変数を指す。 (0x7)でマスクして得られる下位 3 ビットが現在のフラグの状態を示し、 (0x70)でマスクして得られる次の 3 ビットがデフォルトのフラグの状態を 示す。(カーネル 1.1.54以降)
KDSKBLED
キャピタルロック、ナンバーロック、スクロールロックの(LED の表示ではなく) キーボードフラグをセットする。 argp がセットしたいフラグである。 (0x7)でマスクして得られる下位 3 ビットがフラグの状態で、(0x70)でマスクして 得られる次の 3 ビットがデフォルトのフラグの状態である。(カーネル 1.1.54以降)
KDGKBTYPE
キーボードの種類を得る。これは値 0x02 と定義されている KB_101を返す。
KDADDIO
I/Oポートを有効な物として加える。これは ioperm(arg,1,1) と等価である。
KDDELIO
I/Oポートを有効な物から外す。これは ioperm(arg,1,0) と等価である。
KDENABIO
ビデオボードへの I/O を可能にする。これは ioperm(0x3b4, 0x3df-0x3b4+1, 1) と等価である。
KDDISABIO
ビデオボードへの I/O を不可能にする。これは ioperm(0x3b4, 0x3df-0x3b4+1, 0) と等価である。
KDSETMODE
テキスト/グラフィクスモードを設定する。 argp は次のうちのどれか:


    KD_TEXT       0x00
    KD_GRAPHICS   0x01

KDGETMODE
テキスト/グラフィクスモードを取得する。 上述の値のどちらかがセットされる。
KDMKTONE
指定された長さのトーンを発生する。 argp の下位 16 ビットはクロックサイクルを単位にして周期を指定し、 上位 16 ビットが msec の単位で表した、(トーンを発生させる)時間を指定する。 トーンを発生させる時間がゼロのときは、サウンドはオフになる。 制御は直ちに戻る。 例えば、argp = (125<<16) + 0x637 とすれば、通常 ctrl-G を押した時に 発生する音になる。 (カーネル 0.99pl1 以降;この機能は カーネル 2.1.49 から 2.1.50 ではバグのため動作しない)
KIOCSOUND
音の発生の開始や停止を行う。 argp の下位 16 ビットはクロックサイクルを単位として周期を示す。 (つまり argp = 1193180/周波数)。 argp = 0 の場合、サウンドはオフになる。 どちらの場合でも、ただちに制御は戻る。
GIO_CMAP
現在のデフォルトのカラーマップをカーネルより取得する。
PIO_CMAP
デフォルトのテキストモードのカラーマップを変更する。 argp が指す 48 バイトの配列中には、16 の可能なスクリーンの色を、 赤、緑、青の順に 0 をオフ、255を最大強度とした値として納める。 デフォルトの色は順に、黒、濃い赤、濃い緑、茶、濃い青、濃い紫、濃いシアン、 明るい灰色、濃い灰色、明るい赤、明るい緑、黄、明るい青、明るい紫、 明るいシアン、白である。(カーネル 1.3.3以降)
GIO_FONT
拡張された形式で 256 文字のスクリーンフォントを得る。 argp は 8192 バイトの配列を指す。 現在ロードされているフォントが 512 文字のフォントであるか、コンソールが テキストモードでない時には失敗し EINVAL のエラーコードを返す。
GIO_FONTX
スクリーンフォントとそれに関連した情報を取得する。 argp は構造体 consolefontdesc (PIO_FONTX を参照のこと)を指す。 関数呼び出しのときには、charcount には、chardata が指す バッファにおさまる最大の文字数をセットしなければならない。 関数呼び出しから戻った時には charcountcharheight には、 現在ロードされているフォントの該当するデータが収められている。 配列 chardata には、最初に charcount にいれた値によって フォントを収めるのに十分なスペースがあるとわかればフォントデータが収められる。 そうでない時には、バッファは変更されず、 errnoENOMEM が セットされる(カーネル 1.3.1 以降)。
PIO_FONT
256 文字のフォントをセットする。EGA/VGA キャラクタージェネレーター (character generator) にフォントをロードする。 argp は、8192 バイト(一文字 32 バイト)のマップを指す。 マップのうち、最初の N のみが 8xN のフォントのために 用いられる(0 < N <= 32)。 この呼び出しをすると Unicode のマッピングが無効になる。
PIO_FONTX
スクリーンフォントと、それに関連するレンダリング情報をセットする。 argp は、
 struct consolefontdesc {
     u_short charcount;    /* フォントの文字数 (256または512) */
     u_short charheight;   /* 一文字の走査線の数 (1-32) */
     char *chardata;       /* 展開されたフォントデータ */
 };
 

という構造体を指す。

必要ならスクリーンは適当にサイズ変更され、SIGWINCH が適切な プロセスに送られる。 このコールにより Unicode のマッピングが無効になる。

PIO_FONTRESET
スクリーンフォント、サイズ、 Unicode マッピングをブート時のデフォルト値に リセットする。argp は用いられないが、将来のバージョンの Linux との互換性を保つために NULL にセットすべきである。
GIO_SCRNMAP
スクリーンマッピングをカーネルより取得する。argp はサイズ E_TABSZ の 領域を指す。その領域には各キャラクターを表示するのに用いられるフォントの 位置がロードされている。 この呼び出しは現在ロードされているフォントが 256 文字よりも多い時には 無意味な情報を返す事が多い。
GIO_UNISCRNMAP
フル Unicode スクリーンマッピングをカーネルより取得する。 argp はサイズ E_TABSZ*sizeof(unsigned short) の領域を指す。 その領域には各キャラクターを示す Unicode がロードされている。 U+F000 に始まる Unicode の特別な集合は、「フォント直接な(direct to font)」 マッピングを示すのに用いられる(カーネル 1.3.1 以降)。
PIO_SCRNMAP
「ユーザー定義可能な(user definable)」(4番目の)テーブルをカーネルに ロードする。そのテーブルは各バイトをスクリーンシンボルにマッピングする。 argp はサイズE_TABSZの領域を指す。
PIO_UNISCRNMAP
「ユーザー定義可能な」(4番目の)テーブルをカーネルにロードする。 そのテーブルは各バイトをユニコードにマッピングし、その後、 現在ロードされているユニコードからフォントへのマップに従い スクリーンシンボルに変換される。 U+F000 に始まるユニコードは直接フォントシンボルにマッピングするのに 使える(カーネル 1.3.1 以降)
GIO_UNIMAP
Unicode からフォントへのマッピングをカーネルから取得する。 argp は、
 struct unimapdesc {
     u_short entry_ct;
     struct unipair *entries;
 };
 

という構造体を指す。 ここで entries は、

 struct unipair {
     u_short unicode;
     u_short fontpos;
 };
 

という構造体の配列へのポインターである。 (カーネル 1.1.92 以降)

PIO_UNIMAP
Unicode からフォントへのマッピングをカーネルにセットする。argp は構造体 struct unimapdesc へのポインターである。(カーネル 1.1.92 以降)
PIO_UNIMAPCLR
テーブルをクリアし、その事をハシュアルゴリズムに伝える。 argp
 struct unimapinit {
     u_short advised_hashsize;  /* 0 if no opinion */
     u_short advised_hashstep;  /* 0 if no opinion */
     u_short advised_hashlevel; /* 0 if no opinion */
 };
 

という構造体を指すポインターである。 (カーネル 1.1.92 以降)

KDGKBMODE
現在のキーボードモードを取得する。argp の指す long 型変数が、 次のうちのどれかに設定される。


    K_RAW         0x00
    K_XLATE       0x01
    K_MEDIUMRAW   0x02
    K_UNICODE     0x03

KDSKBMODE
現在のキーボードモードを設定する。 argp は上記の値のうちのどれかに等しい値にする。
KDGKBMETA
メタキーハンドリングモード(meta key handling mode)を取得する。 argp が指す long 型変数は、次のうちのどれかに設定される。


    K_METABIT     0x03   set high order bit
    K_ESCPREFIX   0x04   escape prefix

KDSKBMETA
メタキーハンドリングモードを設定する。 argp は上記の値のどれかに等しい値にする。
KDGKBENT
キーコードをアクションコードに変換するキー変換表のエントリーの一つを 取得する。 argp は、
 struct kbentry {
     u_char kb_table;
     u_char kb_index;
     u_short kb_value;
 };
 

へのポインターである。 最初の2つの要素、kb_table には選択するキーテーブル (0 <= kb_table < MAX_NR_KEYMAPS)、kb_index にはキーコード(0 <= kb_index < NR_KEYS)を設定する。 kb_value は対応するアクションコード、または、そのようなキーが ないときには K_HOLE、kb_table が無効な時には K_NOSUCHMAP に設定される。

KDSKBENT
変換テーブルのエントリーの一つを設定する。argp は 構造体 struct kbentry へのポインターである。
KDGKBSENT
ファンクションキーの文字列を取得する。argp は、
 struct kbsentry {
     u_char kb_func;
     u_char kb_string[512];
 };
 

という構造体へのポインターである。

kb_func 番目のファンクションキーのアクションコードに対応する (NULL で終端された)文字列が kb_string に設定される。

KDSKBSENT
ファンクションキーの文字列のエントリーを設定する。argp は、 構造体 struct kbsentry へのポインターである。
KDGKBDIACR
カーネルのアクセントテーブル(accent table)を読み込む。argpは、
 struct kbdiacrs {
     unsigned int kb_cnt;
     struct kbdiacr kbdiacr[256];
 };
 

という構造体へのポインターである。 ここで、kb_cnt は配列中のエントリーの個数で、個々のエントリーは、

 struct kbdiacr {
     u_char diacr;
     u_char base;
     u_char result;
 };
 
 という構造体である。
 
KDGETKEYCODE
カーネルの(スキャンコードからキーコードへ 変換する)キーコードテーブルエントリーを読み込む。 argp は、 struct kbkeycode { unsigned int scancode; unsigned int keycode; };

へのポインターである。 keycode は、scancode に対応した値に設定される。(ただし、89 <= scancode <= 255 のみについて。1 <= scancode <= 88 では keycode == scancode である。) (カーネル 1.1.63 以降)

KDSETKEYCODE
カーネルのキーコードテーブルエントリーを書き込む。argp は構造体 struct kbkeycode へのポインターである。 (カーネル 1.1.63 以降)
KDSIGACCEPT
この関数呼び出しは、特別な組合せでキーを押した時に発生するシグナル argp (1 <= argp <= NSIG) を進んで受け付けるかどうかを示す。 (linux/drivers/char/keyboard.c の Spawn_console() を見よ。)
VT_OPENQRY
最初の空いている(まだオープンされていない)コンソールを返す。 argp の指す整数には、vt の番号がセットされる (1 <= *argp <= MAX_NR_CONSOLES)。
VT_GETMODE
アクティブな vt のモードを取得する。argpは、
 struct vt_mode {
    char mode;     /* vt mode */
    char waitv;    /* if set, hang on writes if not active */
    short relsig;  /* signal to raise on release req */
    short acqsig;  /* signal to raise on acquisition */
    short frsig;   /* unused (set to 0) */
 };
 

という構造体を指すポインタであり、アクティブな vt のモードが セットされる。 mode は次のどれかに設定される:


   VT_AUTO       自動vt切替え
   VT_PROCESS    プロセスコントロール切替え
   VT_ACKACQ     アクノリッジ切替え

VT_SETMODE
アクティブな vt のモードを設定する。argp は構造体 struct vt_mode への ポインターである。
VT_GETSTATE
グローバルな vt の状態の情報を取得する。argpは、
 struct vt_stat {
    ushort v_active;  /* active vt */
    ushort v_signal;  /* signal to send */
    ushort v_state;   /* vt bitmask */
 };
 

へのポインターである。 使用されているそれぞれの vt につき v_state の対応するビットが セットされる。 (カーネルl 1.0 から 1.1.92 まで)

VT_RELDISP
ディスプレーを解放する。
VT_ACTIVATE
argp (1 <= argp <= MAX_NR_CONSOLES)の vt に切替える。
VT_WAITACTIVE
argpの vt がアクティブになるまで待つ。
VT_DISALLOCATE
argp の vt に結びつけられたメモリーを解放する。 (カーネル 1.1.54 以降)
VT_RESIZE
カーネルが認識するスクリーンサイズを設定する。argp は、
 struct vt_sizes {
    ushort v_rows;       /* # rows */
    ushort v_cols;       /* # columns */
    ushort v_scrollsize; /* no longer used */
 };
 

へのポインターである。 これはビデオモードを変更しない事に注意。 resizecons(8) を見よ(カーネル 1.1.54 以降)。

VT_RESIZEX
カーネルが認識する各種のスクリーンパラメータを設定する。argp は、
 struct vt_consize {
     ushort v_rows;    /* number of rows */
     ushort v_cols;    /* number of columns */
     ushort v_vlin;    /* number of pixel rows on screen */
     ushort v_clin;    /* number of pixel rows per character */
     ushort v_vcol;    /* number of pixel columns on screen */
     ushort v_ccol;    /* number of pixel columns per character */
 };
 

へのポインターである。

パラメータはゼロであってもよい。そのときは ``変更しないこと'' を 意味するが、複数のパラメータが設定された時にはそれらの間で矛盾が ないようにしなければならない。 この関数呼び出しによってもビデオモードは変更されない事に注意。 resizecons(8) を参照の事(カーネル 1.3.3 以降)。

以下の ioctl がどのように動作をするかは、argp が指す構造体の 最初のバイト(ここでは subcode と呼ぶ)に依存する。 これらの呼出しは、スーパーユーザーか現在の tty のオーナにのみ許される。

TIOCLINUX, subcode=0
スクリーンをダンプ(dump)する カーネル 1.1.92 以降でなくなった(1.1.92 以降では、代わりに /dev/vcsN または /dev/vcsaN より読み込む)。
TIOCLINUX, subcode=1
タスク情報を取得する。カーネル 1.1.92 でなくなった。
TIOCLINUX, subcode=2
選択を設定する。 argp が指すのは、
 struct {
    char subcode;
    short xs, ys, xe, ye;
    short sel_mode;
 }
 
 
であり、ここで xsys は始めの桁と行で、xeye は終りの桁と 行である。 (左上の隅が 桁=行=1 ) sel_mode は 0 が文字毎の選択で、1は語毎の選択、2は行毎の選択を 意味する。 示されたスクリーン上の文字はハイライト表示され devices/char/console.c の 静的配列 sel_buffer に保存される。
TIOCLINUX, subcode=3
選択したものをペーストする。 選択バッファ中の文字 が fd に書き出される。
TIOCLINUX, subcode=4
スクリーンをアンブランク(unblank)する。
TIOCLINUX, subcode=5
語毎の選択のための「語」中の文字を規定している 256 ビットのルックアップ テーブルの内容を設定する(カーネル 1.1.32 以降)。
TIOCLINUX, subcode=6
argp は文字変数を指すポインタで、その内容がカーネル変数 shift_stateの値に設定される(カーネル 1.1.32 以降)。
TIOCLINUX, subcode=7
argp は文字変数を指すポインタで、その内容がカーネル変数 report_mouse の値に設定される(カーネル 1.1.33 以降)。
TIOCLINUX, subcode=8
スクリーン幅、スクリーン高さ、カーソル位置、全ての文字属性の組をダンプする (カーネル 1.1.67 から 1.1.91までのみ。 カーネル 1.1.92 以降では /dev/vcsa*より読み込む)。
TIOCLINUX, subcode=9
スクリーン幅、スクリーン高さ、カーソル位置、全ての文字属性の組を復元する (カーネル 1.1.67 から 1.1.91 までのみ。 カーネル 1.1.92 以降では /dev/vcsa* に書き込む)。
TIOCLINUX, subcode=10
新世代モニターのパワーセーブ機能を制御する。 VESA スクリーンブランキングモードが argp[1]に設定される。 その値はスクリーンブランキングがどのように行われるかを示す。以下がその 値である。

        0: スクリーンブランキングなし。

        1:現在のビデオアダプターレジスタが保存されたあと、
コントローラは垂直同期パルスをオフにするようプログラムされる。これにより モニターは「スタンバイ」モードにはいる。 モニターに Off_Mode タイマが備わっておれば、最終的にはモニターが自分で 電源を落す。

        2:現在の設定を保存した後、垂直、水平同期パルスがオフになる。
これによりモニターは「オフ」モードになる。 モニターに Off_Mode タイマーがない時、または、blank_timer がタイムアウトしたら すぐにモニターの電源を落したいときにこの選択肢を選ぶ。 (注意:頻繁にモニターの電源を切るとモニターを痛める。)

(カーネル 1.1.76 以降)

戻り値

成功時には 0 が返される。エラーに対しては -1 が返され、 errno が設定される。

エラー

errno は次のような値をとる:
EBADF
ファイルディスクリプタが無効。
ENOTTY
ファイルディスクリプタがキャラクタ・スペシャルデバイスと関連付けられて いない。または、要求されたものがそれに当てはまらない。
EINVAL
ファイルディスクリプタまたは argp が無効。
EPERM
権限が不十分。

注意

警告: このマニュアルページを Linux のコンソール ioctl を文書化したものと思わない事。 これは、興味がある人がソースを読むことの代わりになるように用意した物である。 ioctl は文書化されない Linux の内部機能であって、警告なしに 変更されることがある。 (そして、このページはカーネル 1.1.94 のときの状況を記述した物で、それは 以前のバージョンと比べれば、多くの違いがある)

ioctl はカーネルと、ある特定のよく知られたプログラムとの情報交換のために 導入される事が非常に多い(fdisk, hdparm, setserial,tunelp, loadkeys, selection, setfont など)。そのため ioctl の動作は、その特定のプログラムが 必要とした時には変更になる。

これらの ioctl を使ったプログラムは他のバージョンの Unix との互換性が ないし、古いバージョンの Linux では、走らない。さらに将来のバージョンの Linux では走らなくなるかも知れない。

POSIX 機能を使いなさい。

関連項目

dumpkeys(1), kbd_mode(1), loadkeys(1), mknod(1), setleds(1), setmetamode(1), execve(2), fcntl(2), ioperm(2), termios(3), console(4), console_codes(4), mt(4), sd(4), tty(4), tty_ioctl(4), ttyS(4), vcs(4), vcsa(4), charsets(7), mapscrn(8), resizecons(8), setfont(8), /usr/include/linux/kd.h, /usr/include/linux/vt.h